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ss唯梓【the things that never cross...?】(1)

  • Posted by: 拳骨
  • 2010-07-29 Thu 22:25:08
  • ss
お久しぶりです。
毎日、熱くて溶けかけていましたが、今日は割りと過ごしやすかったですね。
雨でしたが。

シリーズの方の唯梓を書いていたら思いのほか長くなってしまいまして
どうにもならない状況でしたが、ようやく!
なんとなく、骨組みになる部分は大体完成したので今日はそのプロローグの部分を更新しに来ました。

続きも肉付けのみなのでポチポチ早めに更新できると思います。
今回、概ねパラレルです。
なぜこうなったのか…。

というか、何故書こうと思ったのか、と。
自分を責める日々です。笑

若干、重めなお話になっています。
唯梓に関してもお前ら誰だ?状態です。
今回はプロローグなので短めですが。。。

つまり、唯梓で百合パラレルでお前ら誰?的な話です。
注意の上、どんとこいやで!!!な方だけお読みください。





 


 ______________________________【the things that never cross...?】  


 
-01-
午前中の訓練を終えて外へと出てみると、真っ青な空に白い雲が流れていた。
気持ちの良い初夏の風が身体を撫でて、唯は腕を高く振り上げて大きく身体を伸ばした。
 
「んっー、ふぁー」                
 
昨日までの雨のおかげで、空気は澄み、木々からは生気が漲っている。
ピンッと張った緑色の葉っぱを指で弾いて唯はにっこりと笑みを零した。
 
「うーん、散歩、でも、しようか?」
 
ぽつりと呟きを落として、訓練所の門を潜る。
でこぼことした道には所々に水溜りが出来ていて、太陽の光が反射してキラキラと輝いている。
 
せっかくの気持ちの良い晴れた午後だし。
久しぶりに、これ以外の服を着て出かけようか。
この軍服にはあまりにも血生臭い惨状がこびりついてしまっていて、キラキラと晴れた日の散歩には向いていない。
しかし、これは脱ぎ捨てることなど出来ない罪であり、終わりの来ない罰なのだ。
 
胸元をギュッと掴む。
いくら考えたくないと願ってみても、頭に浮かぶのは戦争のことだ。
幼いころからずっと、隣国の人間は神を蔑む野蛮人だと教えられてきた。
彼らこそが戦争の源であり、平和への妨げであるのだと繰り返し、繰り返し、刷り込まれた言葉は
いつしか唯の頭の中に悪魔のようなモンスターを創りあげていた。
彼らは、殺さなければ、倒さなければ、幸せに暮らすことの出来ない、敵なのだと。

しかし、剣を合わせた彼らは自分たちとなんの違いもないように見えた。
違ったのは、軍服の色だけ。
 
 
宿舎に戻り、服を選ぶ。
うーん。
何にしようかな?
小さなクローゼットの中を覗き込みながら、唯は鼻歌を漏らす。
行く場所はもう、決まっている。
 
お気に入りの白いふわふわのワンピースを着て、木々の隙間を縫って進む。
記憶が確かなら、この先に。
 
「あった」
 
鬱蒼とした森の中に突如、野原が現れる。
誰も足を踏み入れることの無い、深い森の奥。
小さな野原には一面に真っ白な白詰草が咲いていて、唯は溜め息を吐いた。
 
「綺麗だなあ…」
 
花を見て、まだ綺麗だと思える自分に少し驚いた。
感情なんて無くなってしまったかと思っていたけど。
いや、無くなってしまえばいいと願っていたんだっけ?
 
訓練で疲れたせいか、思考がうまく働かない。
 
白詰草の花の上に唯はそっと腰を下ろし、そのままゴロリと横たわる。
青い空を白い雲が流れて行く。
私たちが敵と呼ぶ、彼らの頭上にも同じ空があるのだ。
 
空へと手を伸ばす。
この手で、何人の人を殺めたのだろう。
正義を振りかざして、私は。
 
手に力を込めてギュッと握って、唯はもう一度溜め息を吐く。
ふっと込めた力を抜いて、白詰草に叩きつけた。
自分が悲しむべきではないと幾ら思ってみても、涙が止まらなかった。
風に揺れた木々のざわめきや、美しく響く鳥たちの声がして、唯はそっと目を閉じる。
 
午後の予定はなにもないし。
少しだけ、寝てしまおう。
 
初夏の爽やかな風が髪を優しく撫でて、唯は意識を手放した。
 


 ______________________________【the things that never cross...?】(2)へ続く...





[あとがき]
プロローグにて既に唯が唯じゃないって言う。。。
こう言うのって、どうなんですかねぇ。
非常に不安な気持ちです。
ご意見ご感想などなど頂けたら嬉しいです…(遠い目

勢いよく更新して書き逃げれるよう頑張ります。笑

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