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yuiazu URL 2010-08-26 Thu 23:23:13

初めまして。
ゆいあず大好きな通りすがりです!
SSを読ませてもらいましたがとても面白くニヤニヤさせてもらいました。

SSの続きも楽しみにしてるので頑張ってくださいね^^

あともしよければリンクさせていただきたいのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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ss唯梓【track downers ..】

  • Posted by: 拳骨
  • 2010-08-12 Thu 00:46:28
  • ss
いやあ。
今日も良い天気でしたねぇ。

私はお出かけしたい衝動を抑えてssを書いていましたが。笑

明日はどっか遊びに行ってこようかなあと思います。
折角の盆休みですからねぇ~。

ってなわけで、本日の成果を更新します。笑

引き続き、パラレル、百合。

ですので、お気をつけて!
どうぞ!





______________________________【track downers ..】 


-05- 

ッドに突っ伏して、枕を抱きしめる。
頬が緩んで仕方がない。
唯はごろごろとベッドを転げてふはーっと息を吐いた。
 
手を繋いで森を歩き、大きな木の下で別れた。
明日は来れないと思います。
残念そうに呟いた梓に、唯の頬は緩んだ。
そっか、じゃあ、明後日に。
そう言って頭を撫でたら、梓は小さく頷いた。
 
可愛かった、可愛かった、可愛かったー!!
 
溢れ出す愛しさを発散するかのように、唯は枕をぎゅーっと抱きしめて、足をバタバタと動かした。
それに、キス、してしまった。
ごろりと寝返りをうち、天井を見つめる。
自分の唇にそっと触れた。
自然に笑みが漏れる。
こんな気持ちは初めてで、対処の仕方がわからない。
そんな幸せな余韻に浸っていると、ドンドンと扉が鳴る。
 
「ユイー!飯食いに行こうぜー!!」
 
律の声がして、唯はベッドから身体を起こす。
もうそんな時間?と視線を時計へ動かすと時刻は9時を過ぎていた。
 
「んー!ちょっとまって~」
 
律に返事を返し、ベッドから降りて扉を開けると、タオルを首にかけた律の姿があった。
 
「食堂いこうぜー」
 
わしゃわしゃと濡れた髪を拭きながら律が言う。
 
「あれ?ミオちゃんは?」
 
唯はキョロキョロと辺りを見回す。
律と澪が一緒にいないことは珍しいことだった。
 
「あぁ、なんか会議室に呼ばれたから先に行ってろってさ」
 
部屋の鍵をくるくると指で回しながら、律が言う。
 
「そっかー、次の作戦会議かなあ?」
 
んーっと腕を伸ばしながら唯は律と食堂へ向かう。
前の出撃から1週間以上経っている。
そろそろだろうとは思っていた。
 
明後日は大丈夫だと良いけど。
 
浮かぶのは梓との約束。
出撃が決まれば、しばらく森へはいけなくなるだろう。
そこで死んでしまったら二度と梓に会うことはできない。
自分が死んでしまっても、梓は何も知らずに待ち続けるのだろうか?
あの、森の奥で。
そんな風景が頭を過ぎって、唯は小さく震えた。
 
今までは、こんな風には思わなかった。
大切な人たちを守るために死ぬことは悲しいことではないと。
思っていたし、教えられてきた。
その考えは、梓に出会って変ってしまった。
守れたとしても、触れられなくなってしまう。
死んでしまうということは、そう言うことだ。
 
梓に触れられなくなるのは、悲しい。
唯はそう思わずにいられない。
こんな日は、来ないほうが良かったのかも知れないと唯は思う。
いっそのこと、出会わなければ、なんて。
もっと好きになってしまったら、きっと、死ぬことが、戦うことが怖くなってしまう。
自分が殺めた人たちにも、好きな人や、大切な人がいたのだと思うと
剣はずっしりと重みを増して、唯の力では支えることができなくなってしまう。

食堂は良い香りで充満していた。
唯のお腹がぐぅと鳴る。
梓に会った高揚感で空腹を忘れていたようだ。
ぐるぐると廻っていた思考を止めて、唯はお腹を摩りながら微笑みを零した。
どんな時でも空く、自分のお腹が愛しかった。
 
「うおー!ラッキー、シチューか!」
 
律が嬉しそうに声を上げて、並べられた食器を手に取る。
 
「大盛りにしてよ!」
 
ぴょんぴょんと跳ねながら、調理室の憂に話しかけている。
その姿は戦場で恐れられている百戦錬磨の猛者とはかけ離れていて。
子供のような律の姿に唯が苦笑いを漏らしていると、憂と目が合う。
唯が小さく肩を窄めて見せると憂は楽しそうに笑った。
 
「おねぇちゃん、なんかいいことあった?」
 
シチューを皿に盛りながら、憂が言う。
 
「んー?わかる?」
 
唯が楽しそうに聞き返すと、憂は嬉しそうに微笑んだ。
 
「わかるよ。ずっと一緒にいるんだから。」
 
「んはは、んー、今度、話す」
 
にっこりと笑う憂に、何故か妙なむず痒さを感じて、頭を掻きながら唯は言う。
この可愛い妹を守るために、唯は戦ってきた。
軍隊に志願すると、戦争能力テストを受けようとした憂を唯は必死で説得した。
自分より出来の良いこの妹が、試験を受けたら間違いなく入隊することになると唯にはわかっていた。

家族の誰か一人が軍隊に所属していれば、
その家族の入隊は免除されると言う
折角の法律が何の意味も成さなくなってしまう。
そんな唯の必死の説得に、最終的に折れてくれた憂は、宿舎の食堂で働いている。
少しでも唯の役に立ちたいと、自ら軍に掛け合ったと言っていた。

憂と梓は案外、良い友達になれるかも知れない。
いつか会わせてあげられたらなあ。
なんて、頭に浮かんで、すぐ消えた。 

シチューとパンを持って律の向かいの席に座る。
律はもう、シチューを付けたパンを口いっぱいに頬張っていた。
唯もパンを千切り、シチューに付ける。
そのパンを口に放り込もうとした瞬間、疲れた顔をした澪が食堂へと入ってきた。
 
「おー、ミオ!こっち、こっち!」
 
律が澪に声をかけると、澪はちらりとこちらに視線を向けて小さく手を上げた。
食器を持ち、憂と短い会話をしてから、二人の下へとやってくる。
シチューを律の横に置き、椅子を引きながら澪が言う。
 
「4日後に出撃だそうだ」
 
澪の言葉に唯はそっと胸を撫で下ろした。
明後日が最後になるかも知れない。
それでも、梓に会えるのなら、良かった。
しばらく、会えなくなるときちんと伝えられるのだから。
突然会えなくなってしまうよりはずっと良いと唯は思う。
 
唯はシチューを付けたパンを口の中に放り込み、噛み締めた。
 
明日は何をしようか。
明後日が待ち遠しいような、このまま永遠に来なければ良いような、そんな気がした。
 
時間など、止まってしまえば。
 
きっと、願いは届かない。
わかっている。
唯は吐きかけた溜め息をパンと一緒に飲み込んだ。


______________________________【toast under-north lake.】へ続く...


 
[あとがき]
登場人物が増えました。
が、あえて説明は少なめにしました。
それぞれに、それぞれのストーリーがあって。
それは、いつか、書けたらいいなあと思っていたり。
無理かもなあとか、思ったり。笑

とりあえず、今回は、唯視点ってことに重きを置いて、頑張っております。

あと、2話か3話で終わります!!
ほんと、長くなってしまった…。
きちんと収集の付くようにと錯誤中です。。。
勘の良い方にはなんとなく終わりも読まれていそうですが。笑
頑張って更新したいと思います!

Comments: 1

yuiazu URL 2010-08-26 Thu 23:23:13

初めまして。
ゆいあず大好きな通りすがりです!
SSを読ませてもらいましたがとても面白くニヤニヤさせてもらいました。

SSの続きも楽しみにしてるので頑張ってくださいね^^

あともしよければリンクさせていただきたいのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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